こんにちは。Keitaです。今年中継から先発へ転向する投手が増えてきてます。
今回はその選手についてクローズアップしていきます。
なぜ、中継ぎから先発へ転向する選手が増えているのか
チームの先発事情であったり、本人の希望であったりと言うのが多いです。
先発転向の難しさ
まず、短いイニングを中心に投げていた中継ぎ投手が先発転向になるには、それなりのスタミナをつけなければいけないところにあります。また160km/h近く投げる投手は1イニング集中で出ているわけですからその辺りの匙加減も調整しなければいけません。
今年先発転向した中継投手
平良海馬(埼玉西武ライオンズ)
平良選手は元々160km/hMAXの速球派リリーフです。ゲーム配信をyoutubeでしている選手としても有名です。平良選手は契約更改時、金銭面では折り合ったものの、この時代には珍しく、先発投手として志願して、保留にし2度目の交渉で先発の希望を通した選手です。試合を作ってチームに貢献したい強い意志を持って、志願したわけです。
先発に転向した結果、7/3現在5勝3敗防御率2.15と先発として合格点とも言える成績。
もちろん、ゴネたと言われないために、並大抵の努力をしてきたことでしょう。
平良選手はリリーフの経験を活かし、ピンチになった時のギアの上げ方が非常に上手いと私は個人的に感じています。
鈴木健矢(北海道日本ハムファイターズ)
我が贔屓ファイターズから、鈴木健矢投手も中継ぎから先発へと転向し、成功した選手です。
鈴木選手はそれもそうですが、元々サイドスローだった選手ですが、新庄監督の助言の元、
この時代には珍しいアンダースロー(下手投げ)に転向した選手。
サイドスロー時代は、どちらかといえば敗戦処理に近い使われ方をされていました。
昨年中盤先発で使われ始め、今年は中継でしたが、チームの怪我人続出により、
チーム事情で先発に転向。7/3時点で6勝2敗防御率1.89(うち1勝は中継勝利)と勝ち頭になろうとしています。
平良選手とは違い鈴木投手はアンダースロー故に遅い球で打者タイミングを遅らせるのが特徴的。
ただ、最近では他チームも研究し始めたのか、スタメンに左打者ばっかり並べてきていると言う対策のせいか、中々勝ち星に恵まれていません。またチーム事情で中5日で起用されることが多くなり、疲れも出てきたでしょう。
基本的に右のアンダースローは左打者にとって見えやすくなるため、打たれやすくなってしまう特性を持っています。
なんとか、それを克服できる投球術を磨けばさらに勝ち星を伸ばしていけるでしょう。
北山亘基(北海道日本ハムファイターズ)
推しとしては、この投手を書かないわけにはいけません。
北山投手につきましては、
こちらの記事で紹介してありますので、概略は省きます。
北山投手も、チーム事情で先発に転向した投手です。
5/4のベルーナドームの西武戦で、先発本格登板をし、
なんと6回ノーヒットノーランピッチング。鮮烈な先発転向デビューを果たしました。
(プロ初先発登板は昨年の開幕戦のPayPayドームのソフトバンク戦じゃないか?とツッコミが来そうなのですが、こちらはオープナー的な役割だったので、念の為備考として書いておきます。)
北山投手は先発転向後平良選手のように、球速を絞ってスタミナを維持する感じで投げています。
難点はフォアボールを出しやすいところですので、制球を磨けばさらに伸び代を感じる投手になるでしょう。
ちなみに、いつも受けるキャッチャーは今年中日から移籍してきたキューバ人捕手アリエル・マルティネス選手。マルティネス選手との相性が抜群でした。マルティネス選手については、次の記事で詳しく書いていきたいと思います。
先発には先発中継には中継の役割がある
先発は試合を作り、中継は先発を助ける。ピッチャーには色々な役割があります。
クローザーは締める役割があり、好投手もいっぱいいます。
先の記事でそれらに関しては掘り下げていきたいと思います。
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